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愛媛県立西条農業高校 かつお節削り体験レポート

  • eduka7
  • 10月26日
  • 読了時間: 3分

愛媛県西条市の西条農業高等学校で、2025年10月24日に生活デザイン科1年生38名を対象に「家庭基礎」のなかで、かつおぶし体験と飲み比べ体験を実施しました。

西条農業高校での活動は5年目になります。毎年1年生を対象に活動をしていますが、今回は先輩方の学習の様子をまず見てもらって学習のイメージを持ってもらってからスタートしました。 







本校は2年前にヤマキ株式会社とZOOMをつないで、ヤマキ社員の方にオンラインでいろいろとアドバイスや気が付いたことなどを指導していただきながら体験をしました。そういった流れが引き継がれています。






まず、初めて目にする枯節の様子をよく観察し、周りについている粉をふき取りました。

その後、注意点をよく守って削っていきます。最初のうちはうまくいかないことが多かったのですが、慣れてくると少しずつうまく削れるようになってきました。

高校生は力があるので、削り始めるとすぐに引き出しが削った鰹節でいっぱいになりました。つまんで食べてみて、味見をしていました。







ある程度削れたあと、飲み比べ体験をしました。

みそ湯とみそ湯にかつお節を入れた出汁との飲み比べをしました。

かつおぶしを入れたみそ湯を飲んでみて、「うまい」と大きな声で言っている生徒もいました。おかわりをしている生徒がかなりいました。また、みそを入れずに、湯と鰹節だけで飲んでいる生徒もいいました。

生徒たちにかつお節の出汁のおいしさがよく伝わったと思います。

最後にこういった和食のだしの味を忘れずに今後の自分や周りの方の食生活を大切にしていってほしいと話をしました。



【生徒たちの感想➀】

大変だったけど、とても楽しい体験でした。かつお節を削るにはけっこう力を使うので、腕がつかれてきますが、その分、自分が削ったかつお節はおいしく感じました。また、みそ湯に入れたとき、味にとても深みが出て、ただのみそ湯よりずっと美味しく感じました。少しの工夫で味にここまで違うが出るということがよく分かりました。美味しく手軽に栄養を加えることができるかつお節のすごさが分かりました。と同時に、だしの大切さをよく理解することができました。これからの料理にもこの体験を生かしていきたいです。



【生徒たちの感想②】

かつお節を削るには思ったよりも力がいると感じた。テレビや動画見たときはさくさくと削っていたので驚いた。削っていくと、かつお節の味が焼いたような香ばしさがあって、なんでだろうと思った。お湯、みそもかつお節を入れるともっと濃くなって驚いた。思っていた以上にかつお節の味が残っていて、味がとても濃いと感じた。かつお節削りは高校生よりももっと小さい子や保護者にも人気があることを知れた。人生であるかないかの貴重な体験ができてよかったと思った。テキストの最後のページにあった料理を家でも作ってみようと思った。



愛媛県立西条農業高校様公式サイト


 
 
 

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