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愛媛県松山市立久枝小学校 かつお節削り体験レポート

  • eduka7
  • 2 日前
  • 読了時間: 3分

愛媛県松山市立久枝小学校では2025年11月~12月、5年生家庭科の授業で「未来につなぐ和食~世界に誇る伝統食かつお節」をテーマに食育体験授業を行いました。「削る・飲む・オンラインで企業と思いをつなぐ」といった様々な体験を通じて和食をウェルビーイングの視点から見つめなおし、学校での学習を家庭、地域につなげることができました。

実践の模様をレポートいたします。





テキストを使って「かつお節ができるまで」の学習をしました。

かつお節ができるまでには、たくさんの工程があり、手作業で手間がかかっていることを知ることができました。

おいしさの秘密の一つが「発酵」だと知り、ワクワクする子どもたちでした。




かつお節削り体験をしました。

初めてとは思えないほど手慣れた様子でとても上手に削る子どもたち。

「シュッシュッ」と軽快な音が教室中に響きわたりました。

「とっても硬いなあ」「いい香りがする」「どんどん削るよ」と、削りぶしが出来る様子に目をキラキラさせて体験していました。




飲み比べ体験をしました。

何も入れていない、ただのみそ湯と、子どもたちが削ったかつお節を加えたみそ湯の飲み比べを行いました。味の違いに子どもたちはすぐに気づき、「全然違う。」「おいしさが増した。」と驚きと感動の声をあげていました。

 

うま味については、「忍者のように隠れている味」であることを伝え、すぐに飲み込むのではなく、口に含んでよく噛み、味の変化を感じるように声かけを行いました。「これがうま味だね。」「おいしさが舌に残っているよ。」「おいしさの秘密はだしだね。」「かつおぶしマジックだ。」と、感動した様子で言葉にしていました。また、かつお節のうま味の効果をしっかりと実感し、丁寧に味わう姿がみられました。


 




かつお節削り体験後、ヤマキ株式会社のご担当者様(東京本社)とオンラインでつなぎ、「和食文化の継承とSDGs」をテーマにした授業を受けました。

画面越しですが、子どもたちは大きなモニターに映る担当者の方を身近に感じ、まるで同じ教室にいるかのように積極的に質問を投げかけていました。

「かつお節を作る中で一番大変なことは何ですか。」

「どんな思いで作っていますか。」

「工場は海外にもありますか。」

「おすすめのおいしい食べ方はなんですか。」など、食への関心や探究心の高まりが感じられました。



【子どもたちの様子】

かつお節削り体験を通して、和食の基本である「だし」の大切さを、実感を伴い学ぶことができました。

その後、ヤマキ株式会社様とオンラインでつないだ授業では、画面越しでありながらも、子どもたちはまるで目の前にいらっしゃるかのように真剣な表情で話を聞き、質問をしていました。体験をきっかけに生まれた疑問が溢れ、学びが深まっている様子が伝わってきました。また、朝食摂取率の地域課題を踏まえ、簡単に作れるメニューを紹介していただいたことで、「これなら家でもできそう。」「朝ごはんに食べたい。」と、学びを日常生活につなげて考える姿を見せていました。

 

 

【先生の感想】

今回の取り組みを通して、愛媛県で生まれ育つ子どもたちが、地元の食文化や産業を知り、味わい、選び、次の世代へと伝えていくことの大切さを改めて感じました。かつお節という身近な食材が、和食文化の継承やSDGs、地域の課題と深く結びついていることを、子どもたち自身の言葉で気づく姿が印象的でした。子どもたちの「おいしい。」「知りたい。」という気持ちが、家庭へ、地域へと広がり、持続可能な社会づくりにつながっていくことを願っています。今後も体験を大切にした食育を通して、食の価値を伝えていきたいと考えています。

 


【授業のふり返り】









松山市立久枝小学校様HP】


 




 
 
 

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