愛媛県西条市の西条農業高校で、2024年11月13日に生活デザイン科1年生33名を対象に「家庭基礎」のなかで、かつおぶし体験と飲み比べ体験を実施しました。西条農業高校での活動は4年目になります。この貴重な体験が今後の学習や自身の将来の食生活を考えていくうえで大いに活かされそうです。
青年層の食生活の課題を資料で学び合ったあと、和食のよさを紹介し、その1つとしてかつお出汁について学習をしました。テキストを使用してかつお節ができるまでの様子を学びました。
さっそく、 グループごとに分かれてかつお節を削ってみる体験をしました。事前に削り方を調べていた生徒も多く、初めての経験でしたが、思ったよりもうまく削っている生徒も多かったです。
みそ湯と、みそ湯にかつお節を入れた出汁との飲み比べをしました。口々に、「おいしい」「味が濃くなっている」「こんなおいしい出汁は初めて」などと言っていました。感動しておかわりをする生徒もいました。生徒たちにかつお節の出汁のよさがよく伝わったようです。
【生徒たちの感想➀】
かつお節を削るのは力がいるけど、しているうちに上手くできるようになって面白くなってきた。初めての経験だったけど、できてよかったと思う。家でもしてみたい。
飲み比べでは、かつお節を入れると味が変わったのがはっきりと分かった。こういったおいしい出汁をこれからも飲めるようにできるといいなと思った。また、機会があったらしたい。
【生徒たちの感想②】
初めてかつお節削り体験をしたが、とても感動した。おいしい出汁はこうやって作られるのだなあと思った。私は濃い味のものが好きだが、かつお出汁のような味のよさが今回の飲み比べでよく分かった。
先生が話していたが、将来の自分の食生活をしっかりと考えていきたいと思った。
【愛媛県立西条農業高校様公式サイト】
Comments