2024年11月月20日、愛媛県今治市はしはまこがく認定こども園で年長児2クラスを対象にかつお節削り体験、飲み比べ体験を実施しました。参加人数が多かったので2回に分けて実施しました。多くの先生方が補助で入ってくださり、子どもたちの活動を支援してくれました。また、この園出身の短大生が紙しばいを園児たちの前でしてくれました。
かつおについてぬいぐるみをもとにお話をし、その後、卒園生(現在、短大2年生)が『かつおぶしはまほうのひらひら』を使って、かつおぶしができるまでのことを知りました。
さらに、削り器を使ってかつおの削り方を話しました。
いよいよ、削り体験です。初めての子どもたちばかりです。
各グループに園の先生方がついてくださって、子どもたちに適切な支援をしてくださいました。はじめのうちは、なかなかうまく削ることができませんでしたが、少しずつ慣れて自分たちの力で削ることができるようになりました。
削り器の引き出しを開けて、自分たちが削ったかつお(枯節)がちゃんとかつお節になっているのを見て、歓声を挙げていました。少し、削ったかつお節の味見もしてみました。
「おいしい」と口々に言っていました。
次に、みそを湯で溶かしたものと、そのみそ湯に削ったかつお節を入れたものとの飲み比べをしてみました。お湯が熱いので十分に気を付けながら飲みました。かつお節を入れたものを飲むと、すぐに「おいしい」と大きな声で言った子がいました。子どもたちは「みそ湯」のときに比べて味が変わっておいしくなっているのをしっかりと感じ取ることができました。おいしくて、おかわりをしている子もいました。
かつお節を使っただしの味を体験できて本当によかったです。
2クラスともとても満足のいく体験ができ、子どもたちも先生方もにっこりです。
【先生のご感想】
普段、かつお節を食べている子どもも多かったようで、魚のどの部分を食べているかや実際どのように作られているのかを知ることができ、貴重な体験となりました。
かつお節削り体験は、どの子も夢中になって楽しめ、何度も「やりたい!!」と挑戦していました。そして、自分たちで削ったかつお節は、今までで一番美味しかったそうです。
この体験を活かし、少しでも出汁の味や食に興味を持つ子が増えると嬉しいです。
【愛媛県今治市 はしはまこがく認定こども園様公式サイト】
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