神奈川県横浜市立井土ケ谷小学校では2024年6月、6年生家庭科の授業で「かつお節のすばらしさ」をテーマにかつおぶし削り体験授業を実施しました。かつおぶしの製造過程やかつおぶし削り体験、給食でのだしのとり方などを知ることで、だしの大切さに気付き、食の学びを深めました。実践の模様をレポートいたします。
テキストを活用しながら、「かつお節ができるまで」の製造工程を学習しました。かつお節ができるまでには、たくさんの工程があり時間と労力がかかっていることを学びました。
かつお節削りを初めて体験する児童も多く、興味津々に一生懸命に挑戦する姿が見られました。削りたてのかつお節の触感・香り・味などを五感で感じました。
【子どもたちの様子】
お湯にみそを溶かした「みそ湯」とみそ湯にかつおぶしを加えた「だし入りみそ湯」の味を比較しました。「風味がよくなった」「うまみが増した」などかつおぶしのうまみの効果を実感し、だしを味わう姿がみられました。
本校給食の民間委託業者(神奈川クッキングサービスセンター)のエリアマネージャーより、給食の大量調理におけるだしのとりかたについて実際の調理動画や使用するかつおぶしの実物を見ながら、話を聞きました。
【栄養教諭の感想】
だしは料理をよりよくおいしく仕上げるために欠かせないものであることをこの体験を通して、学ぶことができました。授業後は給食での汁物を今まで以上に味わいながら食べる姿が見られました。
また、「他にも色々なだしについてもっと知りたい」「かつお節を使った料理をもっと食べてみたい」などかつお節やだしへの興味関心が高まり、行動の変容に繋げることができました。
【児童の感想】
【横浜市立井土ヶ谷小学校様公式サイト】
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