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埼玉県開智学園小学校 かつおぶし削り体験レポート

2024年6月27日に、埼玉県開智学園小学校3年生5クラスとヤマキ株式会社でオンライン授業を実施しました。実践の模様をレポートいたします。

開智小学校様では、小学校3年生の体験テーマを「和食」に設定し、 1年間かけて探究活動を行っています。

 

事前授業 6月20日 テキスト学習と削り体験・飲み比べ体験 

3年生の総合的な時間は「和食の探究」をテーマにしていて、事前に出汁のことを学習する機会があったので、かつおぶしがカツオという魚と関係があることは知っている子が多いようでした。テキストのカツオの写真を見ると「この魚知ってる!」「マグロみたい」「上は銀色っぽいのに、下は白っぽい」「縞模様があるのが特徴だよね」という声が上がりました。

でも、『カツオがどうやってかつお節になるのか』知っている子はいませんでした。「焼いたのかな?」「家のかつおぶしは薄いから、魚を凍らせて、スライスしたんじゃないのかな。」と予想をしていました。それから、送っていただいた「枯節」を見せると「何これ!?」「木の棒みたい!」と驚いていました。枯節を見たのは初めてという子どもが殆どで、みんな興味津々でした。

「なんでこんなにカチカチなの?」「これほんとにカツオ?」子どもたちの「カツオはどうやってかつおぶしになるの?」という疑問が噴き出しました。




















海で釣り上げられたカツオが枯節になるまでの工程は、見たこともないような作業がたくさんの職人さんたちの手によって流れるように行われていて、驚きの連続でした。特に「いぶす」「カビをつける」「骨を手作業で抜く」という作業は子どもたちにとって驚いたようです。かつおぶしの作り方を真剣に見ていました。「何か月もかかって作られていること」「たくさんの人の手が入っていること」を知り、鰹節の有難さを感じていました。と、同時に「どうしていぶすの?」「カビをつけて本当に大丈夫なの?」「手作業じゃないと骨は取れないの?」疑問がどんどん出てきました。枯節になるまでの工程を学習してから、もう一度本物の枯節を見たり触ったりすると、「すごく固い」「この表面についてるのがカビなのかな?」「においがかつおぶしだ!」と興奮していました。



かつおぶしの削り方を知り、かつおぶしを味わう

かつおぶし削り器で、教員が実際に削ってみせ、削ったかつお節の観察をしました。

  












教員が枯節を削り器で削ってみると、教員が実際に削ってみせ、削ったかつお節の観察をしました。「シュッ」といういい音と一緒にかつおぶしのいい匂いがさらに広がってきました。

「いい音!」「いい匂い!」子どもたちはとても嬉しそうでした。しばらく削っていると、「先生削り器の中、見てみようよ」と声があがりました。みんなの視線を集めながら、そーっと削り器の引き出しの部分を開けて中を見てみると、見事なかつお節が削れていました。「すごい!かつお節だ!」削りたてのかつお節を見て、みんな大喜びでした。

それと同時に、途中まで削った枯節は赤身のような断面が出てきたことにも気づきました。「中は赤い!」「ピカピカしている!」「魚の匂いがする!」「美味しそう!」と歓声があがりました。さっきまで固い枯節だったものが、削られてかつおぶしになっていることにみんな感動していました。「食べてみたい」と言っている子が多かったので、みんなで一口だけ食べてみることにしました。「おいしい!」と笑顔が溢れました。「もっと食べたい!」「先生!もっと食べたい!」と多くの声が上がりました。

その後、みそをお湯でとかしたみそ湯にかつおぶしを入れ、味がどのように変わるのか、飲み比べをしました。「さっきのみそ湯がおいしくなった!」「これがうま味なのか!」と感動していました。













オンライン授業 6月27日

講義内容:ヤマキ株式会社社員によるSDGs取組みの講義
























「かつお節とSDGs」では、切った頭も、煮汁も、だしがらも利用できるということを聞き、子どもたちは驚いていました。海の資源を守りながら、無駄にしない取り組みに子どもたちも「今度からはきれいに残さずに食べたい!」と感想を書く子が多くいました。ヤマキさんから紹介された食べ方も今までにないレシピで「家に帰ってからやりたい!」と話していました。テキストや体験だけでは知りえなかったかつおぶしのすごさやかつおぶしを作るにあたっての取り組み、また、直接ヤマキさんに質問をすることができたことは、子どもたちにとって貴重な機会となりました。
































































【先生の感想】

今回のかつおぶしの体験授業では、本物のかつおぶしを使用して貴重な体験をさせていただきました。子どもたちは初めての体験に夢中になって取り組みました。本物のかつおぶしに触れてカツオという魚からかつおぶしになるまでの工程を学習したことで、食材にこめられた知恵や奥深さを感じることができました。テキストもとても分かりやすく、子どもたちは大切に持ち帰りました。また、いただいたかつおぶしを使って、家庭でも様々な料理を作ったり出汁をとったりして探究を深めることができました。



開智小学校様公式サイト








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